沖縄生まれ沖縄育ち。南の楽園で生まれた爽やかなビール、オリオンビール。

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2008年07月07日

海人料理紀行 沖縄本島編

グルクンの刺身を食べさせてくれる
ウミンチュの心意気!

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08_3.jpg市場で流通しない深海魚を美味しく料理して食べる。これまた「海人料理」の神髄なり。エチオピアはバター焼きや煮付けにも最適とのこと。エチオピアって名が神秘的。


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グルクンの刺身
素人が刺身にしても身がグズグズになって旨くない。美味しいグルクンの刺身を食べるなら「んの店」にいくしかない


グルクン釣り名人の船に揺られて
 台風5号を追っかける様に波照間・石垣から戻った翌朝、グルクン釣り名人の比嘉直さんから電話。「今日出航するから船乗るか?」二つ返事で読谷村の都屋漁港に向かった。台風は小笠原へ、読谷の海はベタ凪ぎ、朝10時に第三つね丸は都屋の漁港を出港。第三つね丸は遊漁船として釣りジョーグー(好き)からは知られた存在。それもそのはず、比嘉さんのオヤジの恒光さんは、今日のグルクン釣りの仕掛けや釣り方を確立された方で、グルクン業界ではベリーフェーマスな御仁。直さんも高校卒業後、グルクン釣り一本でその道27年の大ベテラン。読谷近海で魚群探知機と長年のカンでグルクンの群れを探し、サビキ釣りでグルクンを狙う。仕掛け網で獲った方が効率良さそうだが、グルクンは足が早い魚で網で獲ると鮮度落ちが早いので、手間のかかるサビキ釣りにこだわっているのである。何度もポイントを替えて絞り込んでいき、アタリで魚の種類やグルクンの群れの状態も把握している。さすが、グルクン名人と感心したのは、居酒屋の仕込み時間も押し迫った頃、25cmくらいの形のいいグルクンが釣れだした。一定の形のグルクンがリズミカルに釣られる様は見ていて痛快だ。釣果は形のいいグルクン30匹。「今日はこれで充分」と名人は港に舵を向けた。午後三時帰港、これから自分の店「居酒屋んの店」で仕込みがあるのである。直さんは、ウミンチュでもあるが板前でもあり忙しいのである。早速、海人料理として「グルクンの刺身と白子」を出してもらった。グルクンの刺身自体めったに食べられないのに白子も季節限定で味わえた。グルクンの刺身は薄皮造りでコリッとした食感と甘い白身の風味がなんとも絶品。2品目は「エチオピアのマース煮」。エチオピア(シマガツオ)は四〜五百メートルの深海に住む魚でオヤジさんが、深場釣りで獲ってきたもの。パンチの効いたふくよかな白身で味わい深い。添えてあるジャガイモも旨味がしみて旨い!

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アタリで、海の中のグルクンの様子を探りつつ魚群探知機を確認しつつグルクン釣りは続く。必要な量だけ釣って帰る。比嘉さんにとって読谷の海はグルクンの貯蔵庫なのである。

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グルクンは釣った瞬間は鮮やかな青色だが時間経過とともにどんどん赤く染まる。グルクン釣り名人比嘉直さんはグルクンを愛おしそうにつり上げていた。


元祖・グルクン釣り名人の比嘉恒光さん。現在は半分趣味でエチオピアや深海のサメを深場釣りで楽しんでいる。
海人料理が味わえる読谷の「んの店」・098-956-1091
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投稿者 breakjp : 2008年07月07日 15:03