びあぶれいく
Orion
我ら、ビール党
豊永 森人さん
来年の干支のひつじ(3600円)も豊永さんの手にかかると、ほのぼの鮮やか。いつもは1人ですが、たまには芸大時代の友人たちが集まり、ビールを飲みながら芸術論に花を咲かせることも。
 

懐かしくも斬新!アートな玩具。

僕は、琉球張子づくりの後継者というわけではないんです。ウッチリクブサーとか、チンチン馬小とか昔ながらの型も少しはありますが、ほとんどオリジナル、かぶと虫とか、羊とか、ウルトラマンとか(笑)。自分が好きなものを作ってますよ。」とニコやかな豊永さん。もともとは県立芸大で彫刻を学び、卒業後アメリカへ遊学。その時、改めて沖縄を意識したといいます。帰ってきてから精力的に彫刻による活動を繰り広げるなか、たまたま友人に琉球張子作りを依頼され制作、その面白さに目覚め、作り続けることに。作るほどにその魅力は増す一方なのだそう。「張子って子供のおもちゃとしてはヤワですよね、すぐ壊れてしまう。でも、元来そういうものだったんでしょう。買ってもらっては壊し、また翌年のユッカヌヒーに買ってもらう。一年で多分、形さえもなくなる。何かそういうところにも魅かれるんですよ。」と温かく見守る豊永さんでした。
豊永 森人さん ギャラリーroad works
首里当蔵町2-19(首里支所向い)
豊永さんの琉球玩具は、鍵石、県立博物館売店や通販で手に入ります。
URL:http://homepage2.nifty.com/roadworks/
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